少子化
「発達の偏り」が見えやすくなった要因に、少子化傾向の影響があるのではないでしょうか?
子どもの数が多かった時代には、子ども個々の違いに焦点をあてるという傾向がそれ程多くなかったのではなでしょうか…
(決して悪い事ではないですけれど)
ところが少子化傾向であるが故に、1人の子どもを丁寧に理解しようとすればする程、周りからの視線が気になったり、子育てに自信がなくなったり!
そうすると、どう接していけば良いのかが
「わからない」や課題と思う事が浮き彫りになり、周りの大人も気になるの!といった状況が増えると思われます!
「わからない」という居心地の悪い状況に対して「発達障害なんでは?」と結びつけようとする事は案外多いのではないかと思われます。
それこそ、ちょっと動作が遅い・ちょろちょろする子ども・宿題をしょっちゅう忘れる・整理整頓ができない・・・etc 現代の「発達の偏りをもった子どもたち」の前身と考えられます。
発達に偏りがある子ども、発達に課題を持つ子どもが「どのような世界に生きているのか、そこでどのようなことを感じているのか」という「子ども理解」を進めていく。
そしてどうしたら少しでも生活しやすいようになるかを一緒に考える。
子どもを中心に家庭や支援に関わる私たちと共に、発達支援の視点で療育していく…
そんな地域社会にしていきたいです。