親の思い
「お稽古前に、ちょっとしたすり傷を作って
泣いて泣いて!なだめても、交換条件を出しても、何しても気持ちが切り変わらない!」
この様な出来事は、子育てしてたらいくらでも遭遇します。
何が正解なの?と悩みながら親も人間!
メンタルも安定しないのも当然です。
我が子の発達に、やっぱり何かあるんじゃないか?と悩み行政に相談し、発達支援を受けるか迷いながらも一歩踏む出してみたものの
手続きまでに、こんなにも時間と労力、費用負担を強いられる状況の中、発達支援を受けたらこんな成果が得られる。といった明確な答えもない。
今回いただいたエピソードに共感する方々もいらっしゃるでしょう。
療育するにあたって、数学の様に公式に当てはめて結果が得られる訳でもなく、その子どもの特性を長所として捉えて支援方法などを
獲得していこうと考えます。
一方で、親の心を覗いてみると、まだまだ様子をみていきたいと思う気持ちの折り合いをつけようとします。
親も支援する者も、やっぱり!!子どもの先々を見据えて子育てしていきたい想いを
共通認識でいる事には変わりはないんじゃないかと思うところです。
結果、もっとフレキシブルに発達支援を受けられる社会と地域環境を整えていく課題は明確です。
私たちは、目の前子どもの姿のみの理解ではなく、親の深い想いを組み取り、時には冷静な
対応策を効じていく立場でもありたいです。