第4回【療育コラム】「様子を見ましょう」と言われたらどう考える?
「様子を見ましょう」と言われたらどう考える?
健診や園・学校で、「もう少し様子を見ましょう」と言われた経験はありませんか?
この言葉を聞くと、「まだ大丈夫なんだ」と安心する方もいれば、「何もしなくていいの?」「本当にこのままでいいのかな…」と不安になる方もいらっしゃいます。
実は、「様子を見ましょう」という言葉は、「何もしないで待ちましょう」という意味ではありません。子どもの発達には個人差があるため、すぐに判断できないこともあります。その一方で、お子さんの成長の様子を丁寧に見守り、必要に応じて適切な支援につなげていくことがとても大切です。
療育の現場では、「今、何ができていて、何につまずいているのか」を一つひとつ整理し、お子さんに合った関わり方を考えていきます。たとえ診断がなくても、遊びや運動、コミュニケーションの練習などを通して、お子さんの「できた!」を増やす支援は始めることができます。
ブロッサムジュニア高島教室でも、「少し気になるけれど相談するほどではないかも…」という段階で来所されるご家庭は少なくありません。保育士や作業療法士などの専門職がお子さんの様子を一緒に見ながら、運動・感覚統合活動や個別療育、SST(ソーシャルスキルトレーニング)などを通して、その子に合った支援を提案しています。
「様子を見る」ことと、「成長を支える」ことは両立できます。大切なのは、不安を一人で抱え込まないことです。
もし「少し気になるな」「相談だけでもしてみたいな」と感じたら、それはお子さんの未来のための大切な一歩です。早く相談したからといって、必ずしも療育が必要になるわけではありません。しかし、早めに相談することで、お子さんに合った関わり方が見つかり、保護者の皆さんの安心にもつながります。
私たちは、お子さんの成長だけでなく、ご家族の気持ちにも寄り添いながら、一緒に歩んでいきたいと考えています。