第12回【療育コラム】宿題を嫌がる子どもには理由がある?家庭でできる関わり方を療育の視点から解説|ブロッサムジュニア高島教室

第12回【療育コラム】宿題を嫌がる子どもには理由がある?家庭でできる関わり方を療育の視点から解説|ブロッサムジュニア高島教室

宿題を嫌がる子への関わり方

「宿題しよう」と声をかけると、「嫌!」「あとでやる!」。

ようやく机に座ったと思ったら、鉛筆を触って遊んだり、別のことを始めたり…。毎日の宿題が親子にとって大きなストレスになっていませんか?

保護者の方からすると、「やれば終わるのに」「学校ではできているのに」と思うこともあるでしょう。

しかし、宿題を嫌がる子どもの中には、単純に「勉強が嫌い」というだけではない理由が隠れていることがあります。

宿題を嫌がる理由を考えてみる

一日の学校生活を終えた子どもは、大人が思っている以上に疲れていることがあります。

学校では、授業を聞く、座って過ごす、友達と関わる、ルールを守るなど、たくさんのことにエネルギーを使っています。

さらに、読み書きが苦手、問題の意味を理解するのに時間がかかる、鉛筆を持って文字を書くこと自体に疲れる、集中を維持することが難しいなど、その子なりの「宿題がしんどい理由」がある場合もあります。

「やりなさい!」の前にできる工夫

療育では、「宿題をやらせること」だけを目標にするのではなく、「どうすれば取り組みやすくなるか」を考えます。

例えば、帰宅後すぐではなく少し休憩してから始める。「全部やろう」ではなく、「まず3問だけやってみよう」と課題を小さくする。タイマーを使って「10分頑張ったら休憩」と終わりを見えるようにする方法もあります。

大切なのは、結果だけではなく取り組んだ過程を認めることです。

「全部できたね」だけでなく、「自分から鉛筆を持てたね」「10分集中できたね」と小さな頑張りを見つけることで、「またやってみよう」という気持ちにつながります。

学習にも「その子に合った方法」があります

ブロッサムジュニア高島教室では、保育士や作業療法士などの専門職が、姿勢や手先の使い方、集中のしやすさ、課題の理解など、さまざまな視点からお子さんの「つまずき」を考えます。

個別療育や運動・感覚統合活動などを通して、学習そのものだけではなく、学習に向かうための土台づくりも大切にしています。

宿題を嫌がる姿を見たとき、「どうしてやらないの?」ではなく、「何が大変なのかな?」と考えてみる。

その視点が、お子さんに合った学び方を見つける第一歩になります。

毎日の宿題が親子の「怒る・怒られる時間」ではなく、小さな「できた!」を一緒に喜べる時間になるよう、その子に合った方法を探していきましょう。