第5回【療育コラム】療育は早く始めるほどいいって本当?
療育は早く始めるほどいいって本当?
「もっと早く相談していればよかった…。」
療育を利用されている保護者の方から、このようなお話を伺うことがあります。一方で、「まだ小さいから様子を見よう」「もう少し大きくなれば自然にできるようになるかもしれない」と悩まれる方も少なくありません。
では、本当に療育は早く始めるほどよいのでしょうか。
答えは、「早く始めること」そのものが大切なのではなく、お子さんに合った関わりを早い段階から始めることが大切だということです。
幼い頃の子どもの脳は、さまざまな経験を通して大きく成長していきます。遊びや運動、人との関わりの中で、「できた!」「楽しい!」という経験を積み重ねることが、言葉やコミュニケーション、身体の使い方、自信など、多くの力を育てる土台になります。
療育は、できないことを無理に練習する場所ではありません。一人ひとりの得意なことや興味のあることを活かしながら、その子に合った方法で成長を支えていく場所です。そのため、診断の有無に関わらず、「少し気になるな」と感じた時点で相談することには大きな意味があります。
ブロッサムジュニア高島教室では、保育士や作業療法士などの専門職が、お子さんの発達や特性を丁寧に見極め、一人ひとりに合わせた個別療育を行っています。また、運動・感覚統合活動やSST(ソーシャルスキルトレーニング)、遊びや自然体験活動などを通して、お子さんが楽しみながら成長できる環境づくりを大切にしています。
もちろん、「もっと早く始めればよかった」と後悔する必要はありません。子どもは何歳からでも成長しますし、その時期だからこそ伸びる力もたくさんあります。大切なのは、「今、この子に何ができるだろう」と考え、一歩を踏み出すことです。
「相談するほどではないかもしれない」と思っていても、誰かに話すことで安心できたり、お子さんへの関わり方のヒントが見つかったりすることがあります。
お子さんの未来は、「今日」という一日の積み重ねです。気になることがあれば、一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。私たちは、お子さんの可能性を信じ、ご家族と一緒に成長を支えていきます。